こんにちは、はにーです!
毎回土日にベトナム人夫と出かけるたびに喧嘩をして帰ってくるわたしなのですが、ベトナム人と国際結婚をしているみなさまはどんなかんじでしょうか(笑)
結婚生活が長くなればなるほど喧嘩は減っていくのかな~と思っていたのですが、意外とそうでもないことに気が付きました。笑 常にくだらないことで喧嘩しているので、今回はその喧嘩の理由についてまとめてみました。
国際結婚は喧嘩が多い!?説
ぶっちゃけ国際結婚って喧嘩が多いの?とよく友人から聞かれるのですが、もちろんめちゃくちゃ喧嘩しますよ?笑 もう毎週2回~3回くらいは小さい喧嘩も入れるとあります。
二人の性格や相性などもあるかとは思うんですが、我が家はとにかく些細なことで喧嘩しまくりです。これは付き合っていたころから全く変わってませんね。
実は私の叔母が、私と同じようにワーキングホリデー中に出会った台湾人と結婚して日本で暮らしていたんですが、やはりその時もすさまじく喧嘩していました。ただその叔母は元ヤンだったので私のようなパンピー(死語)とはレベルが違いましたが・・・
箸が転がってもおかしい年ごろ・・・とは言いますが、国際結婚は箸が転がっても喧嘩・・・というくらい些細なことで喧嘩することもあります。
残念ながら、その台湾人と結婚した叔母については1年くらいで離婚してしまいました。主たる原因は台湾式の子育てや親せきづきあいに耐えられなくなってしまったというものでしたが…。なかなか国が違うだけでも、文化や慣習、考え方が違うのでちょっとしたことで大きな問題になりがちなのです。
夫婦になるとお金のことでモメる!?
ベトナム人と結婚した日本人の中でよく聞く喧嘩の原因と言えばずばりお金!なのですが、実際日本人同士だとあまり揉めないであろうポイントがいくつかあります。
それはまず第一に、本国への仕送りの有無です。東南アジアあるあるともいえる現象なのですが、東南アジアでは稼ぎがある人が家族を支えるという暗黙の了解があるので、日本に出稼ぎに来ているベトナム人や留学生などはほとんどの人が送金をしているのではないでしょうか。
しかしこれは親孝行の一環なので、実を言えば素晴らしいことなのです。日本人が社会人になって親に毎月10万ほど仕送りしてあげるなどということは普通に考えてありませんよね?自分が親だったら感動しませんか?
しかし、ベトナム人はそれを苦に思わずにやってしまうところがすごい。
夫もオーストラリアに住んでいた時は毎月10万円程度のお金を両親に送金していました。正直、ベトナム人の配偶者からすると家計に大ダメージなのでたまったものじゃないのですが、その考え方に対しては本当に尊敬です。(できることならばわたしも仕送りとかしてみたいですけどね!)
ですが、日本にいるベトナム人の場合は稼げる額がそこまで多いということはないため、ベトナム人と結婚した日本人男性や女性は非常につらい思いをすることもあるでしょう。送金するのやめてください問題が勃発するからです。
私のベトナム人夫は、オーストラリアに住んでいた時は、日本在住の今の収入の倍くらいはあったので仕送りしても問題にはなりませんでしたが、日本に来てから収入が激減(日本語話せないのと日本の給与水準が低すぎる)したため、それでも仕送りをしようとしていた夫を私は全力で止めました。
それについては理解してくれたのですが、旧正月(テト)には家族にプレゼントを贈る!と言い、5万円くらいのプレゼントをぽんと買ってしまうのです。その時年末でちょうどベトナム行きの出費が重なったため、その支払いを数か月引きずることになってしまいました。(かろうじでリボ払いではない)
この時は本当に経済的に苦しく、今までで一番大きな喧嘩をしました。
また、ベトナム人はあまり後先考えずお金を使ってしまうこともあるので、そのへんをコントロールする過程で喧嘩になることも多々あります。
例えば、電動自転車を購入してその支払いがまだ2か月分残っているのに新しい折り畳み自転車を無断で買っていた時はさすがに私も激怒しました。そのため、現在はクレジットカードの使用禁止令を出すなど、喧嘩は絶えません(笑)
ベトナム/日本の生活習慣の違いも
国際結婚と言えば文化の違いが大変そう…とまだ友人に言われることが多いのですが、おそらく数多くのベトナム人と結婚したカップルの皆さんは意外と文化の違いを楽しんでいるのではないでしょうか?
じつはベトナム人と日本人はわりかし相性が良い性格をしているとも言えます。ベトナム人も勤勉でまじめなタイプの人が多く、あまりパーティーなどでバカ騒ぎしたりするようなタイプが少ないので日本人と一緒にいてもあまり違和感がない人が多いといえるでしょう。
しかし、それでもやはり生活習慣の違いで喧嘩になることはあります(笑)
まず我が家の場合、大きな違いが衛生観念の違いでした。これについては今はギャップが是正されてはいるのですが、日本人は世界でもトップを争うきれい好きな民族です。
そのため、そのきれい好きレベルについていけないベトナム人が多いのも事実です。(というかベトナム人だけではないかもしれない)
私は割と部屋はいつもきれいにしておきたいタイプなのですが、ベトナム人の夫はあまり気にしないようで、例えばフルーツを食べるときなどはお皿を使わず、テーブルの上にじかにおいてから切り始めます。
つまり、机の上がフルーツの汁でびしょびしょになってしまうんです。個人的には許せねえ・・・と思うのですがベトナム人は気にしないようなので、その件でも喧嘩をすることがあります。
法律や医療・健康に対する意識の違い
少しこちらは特殊かもしれませんが、ベトナム人の夫と一緒にいてギャップを感じるのはいろいろな知識や意識の差だったりします。
例えば、日本では法律は守るもの。として絶対的なルールになっていますが、ベトナム人の場合はそこまで厳格に守っているわけではないようです。わりと法律スレスレのことをしようとするので、私は時々冷や汗が止まらない時があります。
また、医療知識についてもギャップがあり、日本人なら知っているであろう病気や、公衆衛生知識、食中毒や疫病の知識があまりないような印象です。
以前、わたしが脳梗塞を起こして入院した際、普通に話ができていたので大した病気じゃないからもう治ったんだと勝手に思っていたそうです(笑)そしてもう健康なんだからベトナムの結婚式は絶対出ろ!といわれたときはまた大喧嘩でした。
また、飼っている犬に対して牛肉を毎日与えてればいい!と思っていたようで、犬はドッグフードを食べさせるという概念もなかったようです。ドッグフードをなぜ食べるべきなのか説明するのも苦労しました。
ただこういった知識のギャップは悪気なくやっている点もあるので、どうやって説明をしたらよいかわからない時は多いです。。。。
料理の好みが分かれることもあり
多くのベトナム人と暮らす配偶者の中で時折問題になるのが食の好み問題です。とはいえ、ベトナム料理も日本人の食の好みと割と似ているのでストレスは少ないほうなのではないでしょうか。
問題になるのは、日本に住んでいるベトナム人配偶者が食べられない日本食があるということです。寿司やとんかつ、ラーメンなどメジャーは問題ありませんが、実際には家の中で食べる料理はそんなんじゃないですよね?笑
私は以前、ベトナム人の夫に日本の家庭料理を教えようと思って肉じゃがを作ったことがあります。
結果は、一口だけ食べていらない!と言われてしまいました。当時ショックすぎた私はその場で口論になってしまったのですが、よくよく考えると苦手なものがあるのは普通のことですよね。
しかし、サバなどの青魚は臭いから食べたくない、この肉はにおいがする、この野菜がべちゃべちゃすぎるなどかなり料理にはいちゃもんを付けてくるので時々また喧嘩になることも。
特に鍋などをした場合は、ベトナム人は白菜はシャキシャキで食べるもの!という固定概念が強いため、くたっとした白菜が好きな日本人である私は激怒です。
また、ベトナム人のカレーに対する嫌悪感も相当なものなので、しばらく私はカレーを食べていません。。。ベトナム人夫がいない時に作り、残りは冷凍して一人の時に食べるくらいが限界です。
国際結婚をした以上は割り切って、食べられないものは仕方ない!ということで寛容な心を持つことも大事です。
ベトナム人を一番怒らせるのは〇〇
さて、最後になりましたがベトナム人と一番喧嘩になる原因は何かわかりますか?
ベトナム人とのおつきあいが長い人は何となく察しが付くかもしれませんが、正解はベトナム人のプライドを傷つけるようなことを言うこと!
そんなの言わないよ~~と思っている人も多いかもしれませんが、ベトナム人はあなたが思っている以上に、誇り高い民族なのです。笑
少しいじっただけのつもりでも、それで恥をかかされた!!と感じて激怒されることもあります。
そのため、ベトナム人の妻や夫と一緒にいるときはとにかくみんなの前で顔を立ててあげるのが鉄則です。普段がどうであろうが、とにかく褒めちぎらなければいけません。
とはいえベトナム人はとても素直なので、二人っきりの時に優しく指摘すればそれでOKです。みんなの前で欠点などを言ってしまうと後で大喧嘩する羽目になりますので絶対にやめてください。
以前の記事でベトナム人男性とうまくお付き合いしていくコツについても書いているのでよければご参考まで。
喧嘩するほど仲がいい!?
以上、ベトナム人の夫と喧嘩するポイントについてまとめましたが、喧嘩するほど仲がいいということわざもありますのでまだまだ喧嘩しているうちはお互い理解しようと歩み寄っている、とも言えるかもしれません。
ですが、感情的に喧嘩するばかりでは疲弊してしまうため、なるべく冷静に話し合う機会を定期的設けたほうがいいでしょう。
皆さんの喧嘩ポイント、もしあればぜひ教えてください(笑)
ブログにて回答させていただきます♪
