【保護犬を飼うとは?】保護犬の引き取り方、メリット、問題点、選び方のコツなどまとめました

こんにちは、はにーです。
実は私たち夫婦は、昨年の7月に生後8か月の保護犬を我が家に迎え入れました。
早いものでもう1年がたとうとしています。

今回は、実際に私たち夫婦が保護犬を受け入れてみて感じたこと、
よかったことやわるかったこと全て含めて書いてみようかと思っています。

これから保護犬を迎えたいと思っている人にとって参考になればと思います☆

保護犬はどうやって飼ったらいい?引き取りまでの流れや費用は?

一般的に、まだまだ日本においては犬を飼うとなった場合、実際には
ペットショップで犬を買うという方法が多いでしょう。そのため保護犬は
どうやって飼ったらいいんだろう?
と疑問に思いますよね。

保護犬は基本的には山や市街地をうろうろしている野良犬が施設によって捕獲され、
そこから保健所へ収容されます。その後、引き取り手がいなければ殺処分という
悲しい運命が待っています。

保健所収容のころの愛犬。完全におびえてます・・・笑

以前はそのような運命をたどる犬たちが多かったのですが、
今は時代が変わり、動物愛護活動をする団体さんによってその多くの命が救われています。

保健所へ収容された犬たちは、動物愛護団体に一旦引き出され、しばらく
面倒を見てもらうことになります。

その間に団体の方がインターネットや知り合いなどをあたってワンコの里親を探し、
そこでマッチングがうまくいけば新しい飼い主に引き取られて家族になります。
特にまだ生まれて間もない子犬や、まだ若い成犬、繁殖引退犬(血統書がある犬)は
里親が見つかりやすいという傾向にありますが、老犬や病気のある犬はなかなか貰い手が
見つかりにくいという悲しい現実も。

我が家の場合は、まずインターネットで保護犬を探すことにしました。
使ったサイトはこちらのペットのおうちというサイトです。アプリもあるので、
わたしはアプリをダウンロードして使っていました。

このペットのおうちというサイトは犬や猫、地域、条件等を絞って探せるのでとても便利でした。
さらに、毎日数多くのワンちゃんが保護犬として募集をかけていたので選択肢も多かった
ように思います。

実際に地元密着の保護団体さんなどもサイトを見ていたのですが、募集の数も少なく不定期で、
すぐに募集が埋まってしまってなかなかたどり着くことができませんでした。

ペットのおうちでは、気になる保護犬を見つけたらまずサイト上やアプリを通じて
団体さんへメッセージを送り、トライアルという実際に短期間(1~2週間程度)、
家で実際に一緒に暮らすというお試し期間の申し込みをします。

そうすると、保護犬との対面の予約ができるので、
まずはお目当てのワンコと会うことができます。

初めての顔合わせ。恐怖のあまり固まって動けません。

そこから引き取りを決めたらまた団体さんへ連絡をし、トライアル期間に移ります。

こちらの団体さんはかなりしっかりされていて、実際にトライアル予定のおうちのチェックまで
してくれます。広さは十分か、経済的に困窮していないか、脱走防止がなされているかなどを
チェックしてくれます。

トライアル期間が終わって正式に引き取りたいという申し出をすると、正式譲渡という流れになります。
その際に、保護団体さんがすでに支払ってくれていたワクチン代や去勢手術代、フィラリアの薬代など
をお支払いすることもあります。(大体1万~5万円の間くらいです)



費用としてはこちらのワクチン・手術・薬代などの1~5万円程度ですが、
そのほかゲージや餌代、リード代、自治体への登録代として1~2万円さらに
かかってくるので我が家の場合はトータルで3万~4万くらいでした。

ペットショップで犬を買うと50万くらいかかるので費用は保護犬を引き取る場合はかなり
抑えられるということになります。ただ、保護犬譲渡まではトータル1か月くらいはかかる&保護団体さん
への定期的な報告などもあるので安易な気持ちで飼うということはあまりできません。

ちなみに裏技ですが、ラブラドールを希望する場合は盲導犬の不適格犬を訓練所などから
譲渡していただけたり、シェパードやビーグルは警察権の不適格犬、引退犬などを引き取り
募集をかけていることもあります。ぜひウェブサイトなどチェックしてみてください。


保護犬を引き取って、大変だったこと

こうして晴れて我が家の一員となった愛犬でしたが、もともと野良犬だったこともあり、
最初は苦労の日々でした。

保護犬、というと先ほども書いたよう、人間から離れて暮らしていた犬であり、
さらに人間に対する警戒心、恐怖心も強い犬がほとんどです。(人懐こい子は稀です)

ペットショップの犬たちは、生まれた時から人間に世話をしてもらっているため人懐っこく、
ペットフード慣れしていますが、野良犬はそうはいきません。

我が家の保護犬も、最初は三日三晩、ゲージの中で固まっており、飲まず食わず、
排泄も怖くてできず、
という状態でした。近づいて声をかけてもじーっとこちらを見るだけで、
震えていました。

とにかくゲージから出てきません・・・

ようやく3日超えたあたりからエサや水をとるようになり安心しましたが、
なかなかゲージから出てくることはなく、1か月くらいしてからようやく顔を
出してくれるようになりました。(これはおいしい餌で釣ったんですがw)

さらに、散歩へ連れ出した瞬間、周囲の音にパニックに陥り、
逃げ出してしまったのです。
この時、私の夫が連れて行ったのですがリードの付け方を
間違えてしまったことが原因でした。

人生で散歩にも行ったことがない1歳児の愛犬だったので、さぞかし車の音にびっくりしたのでしょう。
駐車場に止めてあった車の下に入り込み、出てこなくなってしまい、最終的には警察の方に
お手伝いしてもらいなんとか引きずり出すことができた…という恥ずかしい思い出です。

さらに最悪なことに、夫が引きずりだした愛犬を抱えた瞬間、恐怖のあまりに愛犬は脱糞!(しかも下痢)
夫の服はウンチまみれになり、切れる夫。なかなかカオスでした。

常にびくびくして、飼い主がいても喜ばない、散歩に行こうとするとすぐに恐怖で脱糞する、
そんな状態が3か月ほど続き、私の夫は「こんな犬、引き取らなきゃよかった!全然かわいくない!」
と言い出したことも。

私の場合は、もともと実家で2匹保護犬を飼っていた経験があったのでこういうものだと思っていましたが、
夫は血統書付きのラブラドールしか飼育経験がなかったようなのでかなり動揺したようです。

つまり、一般的にペットショップで尻尾をフリフリしながら寄ってくるワンコを期待している人は
保護犬を買うときは注意をしたほうがいいです。保護犬はワンコ、というより野犬に近いので、
そもそも社会化自体ができていません。

保護犬を引き取る場合は、まずは簡単には懐かない、慣れるまで時間がかかる、
ペットフードを食べない、散歩が怖くて行けない、飼い主を信用しない、
ということを肝に銘じておく必要があります。

保護犬に安心して懐いてもらうにはどうすればいいの?

今回、私の夫は保護犬を引き取ったことで様々な苦労をしましたが、
特に私の夫は最初にあまりに懐かない愛犬を見て愛想をつかしていました。

しかし、保護犬とは本来そういうものです。ここで保護犬になるべく「家犬」として安心して
暮らしてもらうためには以下の3つのコツがあります。

① どうしても時間がかかるので、飼い主はゆったり待つこと

保護犬はそもそも人間と触れ合って生きてきたわけではないので、どうしても人間そのものに
慣れるまでかなり時間はかかります。

びくびくするくらいだったらまだいいのですが、中には人間に対して攻撃的な態度をとる犬もおり、
手を焼いているご家庭も多いようです。

しかし、何度も繰り返しますが保護犬とはそういうものです。
人間だっていきなりチーターと暮らしてください、と言われると怖いですし、
しばらくは様子見なきゃと思いますよね。小さな犬にとっては、人間に食べられるかもしれないし、
暴力振るわれるかもしれないし、まだ得体のしれないエイリアンのようなものなのです。

さらに以前、人間から虐待されていたり、捕獲の際に乱暴にされたりというトラウマが
ある犬もいるのでそういう場合はさらに時間がかかります。

私は常々、いきなり会った人を1~2週間で家族やベストフレンドとして信用できる?
できないでしょ?犬だってそうだよ、何か月、何年とお互いを知っていって初めて信頼関係が
できるから焦らないでね。と言っていました。

実際に、我が家の場合は完全に慣れるまでは半年くらいはかかりました。
半年くらいでやっとおなかを見せて寝てくれるようになり、家に帰ると尻尾を
振って喜んでくれるようになったのです。

② 最初のうちはある程度無関心を装い、犬が嫌がることを絶対にしないこと

これが犬好きにとって意外と難しいことなのですが、いい意味で無関心を装うことです。えっ、なるべくかまってあげたほうがいいのでは?と思うかもしれませんが、犬はそもそも慣れない環境にいるうえ、得体のしれないエイリアンがべたべたしてきたりすると落ち着きません。

そのため、まずは家に慣れる、という意味合いで触ったり、見つめたり、むやみやたらに声を
かけないことを徹底します。(※もちろんエサや水、排泄などの世話はしっかりしましょう!)

また、犬がいやだと思うことを慣れるまでは何があっても絶対にしないと決めましょう。
私も犬が大好きなのでついつい耳を触ったりモフモフしたりしたくなるのですが、
ここはぐっと我慢して適度な距離感を保つようにしました。

こちらからぐいぐい行くのではなく、向こうが来てくれるまでは待つぞという気持ちで接してください。

そうすると、あれ、こいつ無害な奴だ…と認識した犬がこちらに好奇心を持ち始めます。
そうしたらこちらの勝ちです。犬が来た時におやつをあげたりしてかわいがってあげましょう。

③ 散歩はいい思い出を先に作ってあげること

保護犬にとって、散歩は大きなイベントです。そもそも散歩に行く習慣がないため、
肉球はきれいでツルツルだったります。ただ飼い主としては愛犬と散歩に行きたいですし、
犬の健康にとっても必要なことですよね。

散歩に関しては、コツがあります。我が家では夫が強引に連れ出してしまったばかりに、
はうるさい、怖い、うんこ漏らす、という最悪な記憶がインプットされてしまった愛犬ですが、
今では散歩に連れて行けとうるさいくらいになりました。

このトラウマを克服した方法はただ一つ、車を使うことでした。

保護犬の場合、実は音に対して敏感だったり、恐怖心を持つワンコは少なくありません。
ちょっとした音でびくっとなってしまう場合は、間違いなく恐怖心があります。

その状態で外に連れ出してしまうと、周囲の人や音にびっくりして外は怖いところだと
認識してしまう原因になります。

そこで、私たちは愛犬をすぐに家から出して車に乗せ、だだっぴろいビーチに連れて行きました。
もたもたすると怖がるので、誘拐並みの手際でささっと車に乗せて近場の海へ連れ出した感じです。

愛犬にとって初めて来る海はだだっぴろく、静かで、自然が多い場所です。
愛犬は最初はおそるおそる歩いていくだけでしたが、それを3回程度繰り返したところ、
散歩=静かで楽しいところに行けるという情報がインプットされ、最終的には満面の笑みで走り回る
までになりました。

初めて笑顔が見れた日。

そうやってお外に出ることに対しポジティブになってからは、家からそのまま散歩に出ても
徐々に慣れるのが早かったですし、いまではドッグランでも楽しそうに過ごしています。

これはなんだろう!?と海を見つめるワンコ

まずは愛犬にとって、ストレスなく楽しい思い出をインプットさせることを意識してみてください。

保護犬こそ、しつけは絶対に必要!

正直、犬という生き物はめちゃくちゃかわいいです。

だからこそ甘やかしてしまうのですが、保護犬こそ最初のうちにしっかりしつけをして
おいたほうがいいといえます。

そもそも生後1~3か月の子犬を保護犬として引き取れるということはあまりありません。
大体が少し大きくなった8か月以上のワンコが多いのです。

つまり、すでに大きくなった犬なので、ここからしつけをしっかりする必要があります。
しかし、実際には保護団体さんが子犬の時期からトイレや基本的なしつけをしていることもあります。

保護犬が家に来た場合は、家のルールをしっかりしつける、悪いことをしたら叱る、だれがボスなのかをはっきり
させるようにしないと、野生のまま自由に過ごしてしまうので噛み癖がついてしまったり、
横着になってコントロールが利かないようになります。

我が家では最初に厳しくしつけたので、人間と犬のベッドは絶対に別(絶対に上がってこない)、
トイレは決まった場所か外でする、おやつは手渡しされるまで絶対に手を出さない、
部屋でいたずらをしない、といったとてもお利口さんに育ちました。

時々犬を飼っている友人から、え、家にいないときもゲージに入れなくて大丈夫なの!?と驚かれるのですが、
夫婦ともに家にいないときでも常に室内フリーで過ごしています。というのも絶対にいたずらしないからです。

そこまですると犬がかわいそう、という人もいますが、本来犬は上下関係を好み、
リーダーがいないと不安になってしまう生き物
なので、自分がボスだという自覚をもってしつけ、
愛情をもって接してください。

犬はよく見ているので、多少厳しくとも普段からかわいがってくれたり、
身の回りの世話をして快適に過ごさせてくれる飼い主のことは大好きです。

小さなお子さんがいるご家庭などは、犬が勘違いしてしまうと子供に危害を加えたりするので、必ずしつけは最初のうちにしておきましょう。

保護犬初心者におすすめワンコの選びかた

ここまで読んでいただいて、やっぱり保護犬って大変そうだなぁ…と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は初心者でも安心な保護犬の選び方というのもあります。

まず、最初に買う場合は避けておいたほうが良いタイプの保護犬は以下の通り。

・大型犬
・持病がある
・生まれたてor高齢
・噛み癖・吠え癖など問題行動がある

こういった保護犬は、保護犬歴ベテランの方にお任せしたほうがいいかもしれません。
最初から買うとしたら、健康な1~2歳の保護犬がベストでしょう。

また、保護犬は保健所で直接引き取らない限り、保護団体さんが一時的に預かってくれています。
その場合は、保護団体さんによくよく保護犬の性格を確認しておくことができます。

例えば、うちの愛犬の場合は性格はおとなしい、ビビり、きれい好き、吠え癖なしというのは
最初に確認しておいたので、あとはしつけをしっかりすればお利口さんになるだろうというある
程度の予測はできました。

守ってくれるボスがいるからこそ、安心して過ごせます

実は私が実家で飼っていた最初の保護犬は、吠え癖がひどく、とても大変な思いをしたので
そういった事前情報を聞いておくだけでもかなり助けになります。

保護犬を引き取ろうかなと考えている人はぜひ、ワンコの個性を最初に把握してから決めてみると
うまくいく確率は高くなります。

保護犬は本当にかわいい!命を救えて、社会貢献にも。

ここまでどうやって保護犬を迎えたらいいのか、どんな問題が起こりえるのか、
保護犬の選び方のコツなどをまとめましたが、いろいろなことをひっくるめても
保護犬というのは個性的で本当にかわいいです。

散歩大好き犬

散歩をしていても、あら見たことない犬ね!かわいい!と声をかけてもらえたりすることが多いですし、
そこから顔見知りが増えたりもしました。

なにより、あれだけ最初は悲しそうな顔をしていたワンコが、今では見違えるように笑顔になり、
尻尾を振って走り回り、おいしそうにご飯を食べているという光景はとても感動的です。

犬を幸せにしていると同時に、わたしたちも多くの幸せを犬からもらっています。
実際に愛犬が我が家に来てから、たくさんの素敵な思い出ができました。

犬は生き物であり、家族の一員でもあります。安易な気持ちで飼うことはできません。
だからこそ、犬を絶対に幸せにするぞ!と思う人はぜひ、保護犬という選択肢も視野に入れてみてください。

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はにー

ベトナム人の夫と2019年に結婚。現在は会社員として日本で暮らしている。

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