こんにちは!はにーです。
今回は、ベトナム在住の日本人が、ベトナム人を日本に連れて行きたい時のビザ取得について解説します。
例えば、下記のような場合に当てはまります。
日本人側:ベトナム在住、日本の住民票なし
ベトナム人側:ベトナム在住、ベトナムパスポートあり、日本渡航経験なし。旅費は自分で払う。
・知人訪問ビザで日本を訪れて、親に紹介したい
・観光ビザを個人でとって、自由に観光したい
現状、ベトナム人が日本へのビザを取るのは難しく、観光となるとほとんどが旅行会社が組んだ日程で団体旅行になります。
でも、ベトナム人パートナーを日本に連れて行って親に挨拶などの場面では旅行会社を使うことはできませんし、
旅行は自由に回りたいですよね。
日本にいる、または住民票がある人なら、招聘状を書いて招待すれば良いのですが、なんとビザ取得のための招へいに関して、「招へい者は日本在住に限る」というルールがあるのです…!
今回この状況下で無事に観光ビザが取れましたので、その方法を解説して行きます。
何ビザを取るか?
観光ビザを取るか、知人訪問ビザを取るかで用意するものは少し変わります。
風の噂程度ですが、知人訪問の方がビザがおりやすいと聞いたので今回は知人訪問で申請しました。
ベトナム人を招へいするために、日本側で準備するもの
渡航費用などはベトナム側で賄うという前提のもと、日本側が準備するべき書類は下記。
もしも金銭面を日本側が負担する場合は下記が追加で必要になります。
招へい理由書ですが、先ほども述べたように「日本国に在住している人」だけが招聘人になれるため、非居住者はこの書類をかけません。
私の場合は、自分の親に書いてもらい、理由は「娘のパートナーを日本に招き、交流するため」というような感じで出してもらいました。
滞在予定表は、割と細かく入れた方がいいです。
下記は大使館が出している滞在予定表の記入例ですが、私はもっと細かく4月1日午前、午後という感じで分けて記入しました。
ポイントは、しっかりと連絡先やホテルの住所を入れること。
日本へのビザを取るためにベトナム人が用意するもの
大使館のサイトでは上記5つが必須と書いてありますが、最後の「航空便・船便の予約確認書」は必要ありません。そもそもビザとるまで航空券を購入しない方が良いので、「この便で行く予定です」というのがわかればOKのようでした。
渡航費用支弁能力を証する資料は、3ヶ月間の給与振込みがわかるもので、かつ5000USD以上あるのが良いそうです。
招へい人との知人関係を証する資料とは
そもそも親にもあったことがないから、知人関係を証明できないんだけど…?という人も多いと思うのですが、これはスカイプのテレビ電話の画面でもOKでした。
また、私と親の親子関係を証明するために、戸籍謄本と親のパスポートを提出しました。
親(招聘人)→私→ベトナム人
の関係が証明できればOKなわけですね。
さて、上記が大使館にて掲載されている情報ですが、実際に出しに行くと追加書類を申しつけられました…。
日本へのビザ取得のため、ベトナム側でさらに準備したもの
今回はビザ取得会社に頼んでいるので、いくつかは「念のため」のような気がしますが、この追加書類を揃えるのが一番大変そうだったので、早めに取得しておいた方がいいと思います。何度もなんども警察署に行っておりました・・・。
ビザ取得までどのくらい時間がかかる?
私の場合、書類を全て揃えるのに1ヶ月、ビザ申請してから1週間で結果が出ました。
ちなみに、上記の書類を揃える際に「普通に発行したら3ヶ月かかる、早くして欲しければ賄賂が必要」と市役所の人に言われ、賄賂を払ったそうです。おいおい・・・。
私の場合はかかってきませんでしたが、場合によっては招聘人に電話がかかってくる(実在しているかどうか確認?)そうで、旅行スケジュールは招聘人も把握しておく必要があるらしいです。
ビザがおりなかった時でも理由等は教えてもらえないそうなので、念には念を入れて全ての書類を揃えておいた方がいいかと思います。
それでは、良い日本旅行を!
ブログにて回答させていただきます♪
