大人になればわかる、仕事に感謝や承認欲求はいらないということ

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私は職業柄、感謝されることが多い。っていうのも、やっぱり人のお世話をしたりすることが多いし、相談に乗ったりすることも多いからだ。そのたびにありがとうございますといわれると、悪い気はしないが、いい気もあんまりしないようになってきた。というのも、私は特に仕事において感謝されたいだとか、仕事が自分のアイデンティティのすべてだとかそもそも思っていないからである。

 

感謝されたいという病

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私は若いころ、仕事で感謝されることがうれしくてたまらなかった。昔は自分に自信がなく(今もあんまりないけど)感謝されることで、自分の存在価値を確認していたのかもしれない。しかし、社会に出てみると想像以上に感謝されたいと感じている人が多いのではないかと思う。

私の職場にも、事務職をやっているスタッフがいて、彼女は本当にいつもテキパキ働いてくれるのでとても助かっている。ので、わたしたちはことあるごとに感謝の気持ちを口にしていた。しかし、彼女は社長や上司、一部の人は自分がやっている仕事に対して尊敬もないし、感謝もしてくれないので不満から職場を去ることになったのであった。正直そんなことはないのであるが、彼女はわかりやすい感謝を見せられないと仕事のやる気が起こらないというのである。

これを聞いたとき、正直私の中での感想は「え?何言ってるの?こどもなの?」であった。

 

仕事の感謝=お給料である

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正直、社長や偉い人というのはけっこう多忙である。そのため、実際に事務職などの場合はほとんど接する機会がないだろう。だから、正直やった仕事に対していちいち感謝する機会もなければ時間もないのだ。その代わり、労働の対価としてお給料を払っている。

この承認欲求をもっているということを熟知している社長なんかはわざわざ職場に来てどんな末端のスタッフでさえも会って感謝の気持ちを伝えている。これはスタッフからすると感激なのかもしれないが、正直、これも戦略として承認欲求を持つひとを満足させるために行って離職率を下げているだけなのである。実際に感謝しているのかもしれないが、ビジネスを勉強したことがある人ならわかるだろうがステークホルダーマネジメントというものだ。どんな方法で一緒に働いている人たちを満足させればいいか、というそれだけなのだ。正直、私がマネジメントしているときもそういうのやっていた。

また、そもそも誰にでもできる仕事をやっている人ほどこの感謝の言葉は得られにくい。特殊な技能や技術を駆使して仕事している人は上司やお客さんから感謝されるだろうが、事務職など変えが利くものに関してはあまり感謝されることはないだろう。(もちろん重要な仕事であるにもかかわらず、だ)

 

仕事で承認欲求を捨てられないと苦しい

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結局、他人からの感謝を自分の軸においている人ほど、承認欲求を満たしてもらえないときにストレスが溜まってしまう。そして、次に自分を承認してくれそうな職場に移るだけなのだ。しかしどの職場に行っても、だれもが承認欲求をうまく満たしてくれるわけではない。そのため、また不満がたまり、、、ということになるのである。今までそういった人を見てきたが、承認欲求にコントロールされてしまっている人は結局あまりスキルがない人が多い。自分の成長のため、自分の結果のため、自分の楽しみのために仕事をしている奴ほど出世していくのはそのせいだろう。なぜなら、彼らは自分の中に軸があり、一定の安定した状況の中でコンスタントに仕事を続けることができるからだ。

そもそも自分が自分を承認していたり、家族に承認されていたり、友人に承認されていたり、恋人の承認欲求を受けている人はそのような事態に陥らない。仕事はあくまで自分で一部であるので、そこでは給料をもらえればそれが会社からの承認だと割り切っているからだ。私だったらどれだけ感謝の言葉をかけてもらっていても、給料が十分でなければ嫌だ。それは本当に感謝していない。と思う。自分の能力に対して金銭を払うという行為が最大の感謝でもあるからだ。

 

仕事に承認欲求を求めると、本人が苦しくなる。職場を辞めていった事務職の女性は、いつも自分がいかに仕事ができるか、苦労しているか、忙しいかをいつもアピールしていた。それを見るたびに、私はそうですね、頑張ってますよね、いつも助かってます、忙しそうですね、大変ですね、と声をかけてきた。しかし、彼女は私よりだいぶ年上でありながら、年下のこんな小娘から承認欲求が足りてない人だな、、、と思われていることは知る由もないだろう。

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