日本人妻はベトナムで暮らせるか?ベトナム人家族と対面して考えさせられたこと。

さて、ベトナムのご両親の実家へ先日行ってきたわけですが、結婚するまでベトナム人夫の両親にはあったこともなく、直接話したこともないという状況でした。というか結婚してからもしばらくはその状態が続いたので今回はその話をしたいと思います。

挨拶は日本人妻の両親へのみになった経緯

そもそもなんでベトナム人の両親と連絡をとっていなかったのかという話なんですが、私たちカップルは当時、海外に住んでおり、両親へのご挨拶・・・とか言っていると航空券代やらビザ手続きやらが非常に面倒。。。という理由であえてしておりませんでした。

とはいえ、ベトナム人夫の方はさすがに女性と結婚するにあたり両親への挨拶がないのはマズイだろう、ということで日本に来て、ちゃんと私の両親へ挨拶してくれました。両親もベトナム人夫を気に入ったようで、ひとまずは円満に全てが進むことに。

一方、ベトナム人夫の両親の反応はというと、別にいいよ~くらいだったらしいです。ベトナム夫から聞かされたのでとりあえず大丈夫だろうということで、晴れてそのまま入籍という流れになったわけです。(これは実際、一悶着あったそうなので記事後半で書きます)

当時学生だった私たちには金銭的な負担が大きいという理由で、ベトナム両親への挨拶は見送られることになりました。以前のこちらの記事でも書いた通り、日本での結婚式においてもベトナムの両親は来ることができず、入籍から半年以上も顔合わせをしていない状態だったのです。

年末にベトナム両親への挨拶を決意したワケ

年末になり、日本で会社員となっていた私は年末休暇を利用してベトナム両親へ会いに行くことを決めます。理由としては、わたしの両親がベトナム旅行をしたいと言い出したこと、結婚式に来ることができなかったこと、そしてさすがに結婚してからも挨拶すらしていないという状況がかなり礼儀を欠いているのではないか・・・と私の良心(というか良識と言うべきかもしれない)が痛んだことの結果でした。

もともと私は実際にあったことのない人とスカイプをしたりということが非常に苦手なタイプでもありましたので、まずは会っといたほうがいいだろうということで渡航を決めました。

ベトナム(ハノイ)は想像を絶する環境

実際にハノイへ渡ったわけですが、もともとフィリピンに2年間住んでいた私は発展途上国と言えども大丈夫であろうと思っていました。

しかし、実際に降り立ってみて物凄い交通量とカオスっぷりに圧倒されてしまったのです。フィリピンとは全く違う、社会主義っぽい雰囲気を感じました。(フィリピンは民主主義)

排気ガスで目はかすみ、かゆくなり、息をするのもマズイのではないか・・・と感じるくらいの場所でした。

さらに2日目にして派手にお腹を壊したこともあり、すっかりベトナムに対するイメージは悪くなり、これは住むところじゃねえな・・・と思ってしまいました。とにかく食事は美味しかったんですが、なんせ何を食べても野菜や野菜を洗った水が汚染されているため、食べたくても、美味しくても、結局お腹を壊してしまうんですよね。結局は最後、全ての食べ物が怖くなり、絶食する羽目に。これじゃいくらご飯美味しくても意味ない・・・と。

両親が住む田舎の町へ

その後私たちは、ベトナム人夫の両親が住むハノイから1時間程度離れた町に行くことになります。町とは言えども、道は舗装されておらず土がそのままという状態。思ったより人が住んでおり、町として機能はしているものの、かなり不安を覚えたのです。

たどり着いた家は、ローカル感漂うレストラン(夫の両親はレストラン経営してます)。ベトナム人夫のお母さんと叔母さんたちがお出迎えしてくれました。レストランは思ったより広く、ちゃんとしたものでした。また家も大理石が使われている3階建の素敵なおうちで、ベトナム感はありますが綺麗で素敵なお家でした。また、ラブラドールレトリバーを2匹飼っていて可愛かったです。

※ベトナム人夫の実家、屋上からの眺め。

お母さんはとても綺麗に黒いワンピースを着て、お化粧をしていて写真よりもずっと美人でした。スタイルも良く、とても明るいタイプ。お父さんはいかにも料理人という感じで、無口ですがやさしい感じでした。ちなみに弟君もいたのですが、俳優の高良健吾そっくりのイケメン。よく気がきく素晴らしいファミリーだなと感じました。

場はとても和やかで、仲良くなることができてホッとしました。大量に持っていったお土産の効果もあるでしょうが、ひとまずはということで。

ベトナム人の価値観、家族第一主義

その後、家の近くにあるベトナム最古のお寺を観光し、夜は親戚一同集まっての宴会が開かれました。川魚の鍋と、ベトナムの伝統料理などを食べながらコミュニケーションをとることに。(ちなみに私は川魚嫌いなのでほぼ何も食べておりませんw)

※ベトナムではテーブルを使わず、床に座って食べるスタイル。

パリパリのお米の殻を破るとチキンが!めっちゃ美味しかった。

両親はとても静かで、積極的に話しかけてくることはなかったので私はかなり気を利かせて話を振ったりしていました。しかし、それもだんだん疲れてきたのでけっこうこの時間はしんどかったです(笑)

また親戚からは子供はいつ?実家を継ぐのはいつ?ベトナム語の勉強をしなさい、ととやかく言われるので、いったんはベトナム人の旦那が宴会場のそばのコーヒーショップにつれだしてくれることになりました。ベトナム人夫はところどころ、私に対しては失礼な部分もある親戚からの言葉を訳せない部分もあったようです。

とにかく家族の繋がりを大事にするベトナム人、両親もやはり子どもを期待しているようで、いつになりそうかなど気にしているようでした。また、2~3歳くらいになったらベトナムに1年間預けてほしいというなど、受け入れがたい要望もありました。。。

とにかく家族が大事なベトナム人なので、そういったプレッシャーはありますが、人と集まり、日々を楽しむことを大事にしているような気がしました。

また、やはり稼いでいる人がお金を出すという慣習もあるようで、その場はベトナム人夫の両親がお支払いしてくれました。その後、ベトナム人の夫は親戚のおじさんにお小遣いを渡す場面もあり、ちょっぴり複雑な気持ちになったのも事実です。。。

ひとつだけ面白かったのが、知らない隣人や親戚が日本人嫁が来たと聞いて次々と増えていくことでしたw 気がついたらこんな人いたっけ!?みたいな人がさりげなく混じっていて笑いました。

ベトナム人と結婚するときに考えるべきこと

ベトナムでは、こどもを作るということが重要な意味を持ちます。ベトナムの両親曰く、もし付き合ってみてこどもができなければ結婚しない、ということも普通にあるようで、できちゃった結婚は歓迎ムードのようです。

日本人の場合は結婚してからこども、できなければ不妊治療をするかもしくは諦めるという流れになりますが、ベトナムではこどもができるという前提で結婚をすることもあるようです。そのため、ベトナム人男性と結婚する女性はやや、子供へのプレッシャーは大きいと言えるでしょう。

その時思ったのは、もし私が不妊でこどもができなかった場合はどうしよう。という不安でした。そうなった場合、見捨てられるのではないかという不安がありました。先のことはわかりませんが、不妊という問題を抱える女性にとっては酷なことだと感じます。

また、日本人と結婚することに対しては特にポジティブというわけではないようです。あとから両親から聞いた話によると、最初は日本人女性と結婚すると聞いて不安でいっぱいだったと告げられました。

付き合っているうちはいいけど、結婚となるとちょっとね・・・というのは本音だったそうです。そんな中で、私のベトナム人の夫は有無を言わさず結婚してしまったということでしょうか。現在問題となっているベトナム人技能実習生の過労死や虐待など、悪い噂は現地のベトナム人にも広まっており、周囲の反対もあったようです。(ほんとこれは日本人としてすごく恥ずかしいことです)

私が今回の旅行の件もあり、ベトナム人は家族を大事にするから、これから大きな選択が必要になった場合、ベトナム両親の意向が大きくなるんじゃないかと率直に聞いてみました。「それは僕ら夫婦に決定権があることだから。」と言っているベトナム人夫。これからもずっと話し合いを続けていく必要がありそうです。

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