ベトナム人の夫が永住権をとりました

こんにちは!Haniです。

さて、前回ベトナム結婚式とダナン旅行について書きましたが、今回はベトナム人の夫の永住権のお話。

結論から言えば、タイトル通り日本での永住権が取得できました!嬉しい!というわけで、取得までの道のりを書いていこうと思います。

永住権を取得しようと思った経緯

実はそもそも、ベトナム人の夫は「永住権?どっちでもいい~」というスタンスでした(笑)たぶん、日本人と結婚したベトナム人は永住権ほしいと願う人がほとんどだと思うのですが、夫の場合は特に興味なかったようで(まあ元々オーストラリアの永住権ほしかったみたいなので)、特に何も行動は起こさず、という感じで。

ただ子供が生まれたところで事情は変わってきまして、私の中で、もし日本人である私に病気やけが、事故などで何か起こった場合、配偶者であるベトナム人夫がベトナムに帰らないといけなくなってしまうと、息子の教育などが日本で受けられなくなってしまうという懸念がありました。

私の実家からの援助がほぼ見込めない状態で、もし私がいなくなった場合はおそらくベトナムに帰国するという選択を夫はしそうだなぁ…と思い、そうならないように永住権を取ってほしいとお願いする形に。

また、夫は今日本で正社員として働いていますが、将来的には自分でビジネスをしたいということだったので、だったら永住権はなおさらあったほうがいいだろう、ということで決めました。

以前のブログでお伝えした通り、2人目の子供を妊娠した時点で永住権の申請を始めるに至りました。

永住権取得までの流れ

永住権の取得の条件や提出書類は、出入国在留管理庁のウェブサイト(申請人の方が、日本人の配偶者、永住者の配偶者、特別永住者の配偶者のいずれかである場合)で確認が可能です。

通常の外国人と異なり、日本人の配偶者の場合は永住権申請までの期間がかなり短縮されます。婚姻から3年たてば申請がOKとなるので、私たちは結婚4年目ということで申請の条件を満たしていました。

また、審査の基準としては下記の通りで記載があります。

  1. 素行が善良であること独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有することその者の永住が日本国の利益に合すると認められること

出入国在留管理庁で「永住許可申請」より

夫の場合は、

  • 日本に来てから法令違反をしたことがない
  • 日本企業の正社員であり、年収が300万を超えている(300万の壁説が有力なようです)
  • 子供がおり、さらに年内にもう一人出産予定である
  • 私自身も正社員で働いており、収入が安定している

という状況だったので、申請しても大丈夫かなということで書類を用意し、提出をしました。

しかし、一番気がかりなのが過去の納税状況でした。過去3年分の納税証明書の提出があるのですが、日本に来たばかりの頃は夫は仕事がなく、しばらくニート生活を送っていました。笑

さらに私が働いていましたが、タイミング悪く大病をしたことにより長期間働けなくなり、納税額がかなり減ってしまった時期がありました。この時は、お恥ずかしながら両親の助けや失業手当により何とか生活をしていた状態です。(さらにその後すぐ母が亡くなり、私が出産し、もうそれは大変な状況で…)

その後、夫がご縁あって正社員に就職をし、私も産後回復した時点で仕事をはじめ、生活がかなり安定したという経緯がありました。

たぶん、ベトナム人のみながら外国人と結婚する場合はやはり外国人配偶者がどのように日本で生計を立てていくか?という点がかなり大きな壁になると思っています。ただそこを乗り越えれば、国際結婚自体も安定すると思います。

ベトナム人と結婚した人はもちろん、他国籍の方と結婚した日本人女性を何人か知っていますが、婚姻生活が続いているのは例外なく経済的に安定しているという点です。

お金のトラブルで離婚するパターンも少なくなさそうなので、この辺りはまた別記事で詳しく書いていきたいなと思っています。

少し話がそれてしまいましたが、納税状況については入管の担当官の方からも電話でヒアリングが入りまして(まあそうですよね)、その時の状況についてはきちんと説明したうえで、追加の提出書類を出し、申請から2~3か月たった頃に突然、永住権許可のハガキが届きました。

真面目に日本で生活していれば、永住権は許可される

というわけで、永住権が許可されたときは家族みんなでお祝いをしました。夫は「永住権降りたんだ、そうなんだ~」くらいのテンションでしたが、私は追加書類求められた時点で、無事ビザが降りるか微妙な雰囲気になっていたので大喜びでした。笑

今回申請した限りで言えば、日本で真面目に納税し、法律を守って生活していれば全く問題なく申請は降りる、という感想です。多少、事情があって納税など出来ていない場合も、事情があればしっかりと説明すれば多少の融通は聞かせてもらえるのかなと思います。

ただ今後も、7年ごとに在留カードの交換?が必要だそうなので、忘れないようにしないとなーと思っています。

とりあえず、日々、きちんと納税することの大切さを実感した申請でした(笑)


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