ベトナムといえばベトナム料理やアオザイなどを思い浮かべるかもしれませんが、実は陶器などの焼き物も有名だとご存知でしたか?筆者は全く知らなかったのですが、一緒にベトナム旅行に行った母が絶対に行きたい!と言い出したのがバッチャン焼きで有名なバッチャン村でした。
バッチャン焼きとは?
そもそもバッチャン焼きとは何かを知らない人が大多数だと思うので、先に説明しておきたいと思います。
バッチャン焼きとは、ベトナムの工芸品である陶器をさし、バッチャン村で生産されたものをさします。歴史は古く、13世紀から続く歴史のある焼き物となっており、中国の陶磁器に影響を受けた素朴な見た目で人気を博しています。海外にも輸出されていたこともあり、日本人にも馴染みの深い陶器です。
ちなみにバッチャン焼きはバッチャン村で生産されたものではないと本物ではないそうなので、お土産屋さんなどでは必ず生産地を確認した方が良さそうです。
実際にバッチャン焼きで有名なバッチャン村へ行ってみた
バッチャン村はハノイから約30分くらいのところにあり、そう遠くはありません。今回はタクシー(ベトナムはUBERがあるのでそちらでお願いしました)で向かいます。ちなみに行くときは、タクシーの運転手さんに市場まで連れてってと伝えないと中心から遠く離れた入り口に放置されてしまう可能性もありますので気をつけて。
こちら、とてもこぢんまりした街で、道もあまり舗装されていない感じの田舎です。道が良くないので、歩きやすいスニーカーなどは必須。私はなぜかヒールのついたブーツで行ったため、足が痛すぎて死にました(笑)また突然の雨に備えて傘も必要です。
しかし、バッチャン焼きで有名なだけあり、道端にもいたるところにバッチャン焼き!すごい!っていうか投げ売りしてません?ってレベルでいっぱいある。
こちらがバッチャン焼き市場。入り口から漂うベトナム感。しかし、中は結構広い。
狭い路地に所狭しと並ぶバッチャン焼き。私の母は急須が欲しかったようで、かなりの時間急須探しにのめり込んでいました。
素朴ながらも多く、みているだけでテンションが上がります。
日本女子に人気が出そうなバッチャン焼きのお店、HOANG MINH CERAMICS
市場をでてしばらく歩いていると、なにやら気になるお店が。
見た目は一見普通のお店なんですが、売っている陶器がめちゃくちゃカワイイ!!
ホアンミンセラミックというお店ですが、市場から少し離れた場所にありました。
特に気になったのは、こちらの花瓶。形も独特で、なんとも言えないメルヘンなベトナムっぽい柄が気に入りました。さらに、このほかシャンプーやトリートメントの容器、ハンドソープの容器など日用品に使えそうなものも可愛すぎて!
買い占めそうになりましたがそこは堪えて、数点お買い上げに。ちなみに店主さん曰く写真はNGということでした。デザインとかの流出が心配なんですかね?というわけで、今回はきちんと撮影、ブログに載せてもいいということで許可を取っています☆
いつかベトナム料理レストランを開くときはここで一式揃えたいなと思うくらい、かわいいバッチャン焼きがたくさんでした。
ちなみにバッチャン焼きの体験も可能だそうです。
ちなみに観光客っぽくして道を歩いていたら声をかけられるので、それについて行きました。
こちら私たちもチャレンジしてみましたが、とにかくメッチャむずい。心が普通に折れて、途中で諦めました。っていうかろくろが手動で回す感じなんですよ。手が疲れる・・・・
※お店のお姉さんは優しかったです。
ただ、もしうまくできなくてもちゃんとプロが作ってくれるので安心です。料金は4人で1500円でした。クッソ安い・・・。でもこれも交渉次第なので気をつけてください。
出来上がりまで1〜2日かかるので、お土産として持ち帰りたい人は注意しましょう。私たちは体験だけして作品は持ち帰らない感じになりましたw
バッチャン焼きを実際に買ってみた結果
さきほどのかわいいバッチャン焼きのお店で購入したのは以下の通り。
こちらまず、一目惚れした花瓶。置いているだけでかわいいので、玄関に飾っています。花瓶の主張が強めなので、お花は白などがぴったりでした。
そして今回絶対欲しかったのが、お魚を乗せる長めのお皿。
そして、綺麗な青色の小さな小鉢。(とはいえ結構デカイ)
ベトナム人旦那はなぜか干物が好きなので、よく我が家では干物が登場します(笑)
実際に料理を乗せるお皿として使ってみると、なんともかわいいです・・・。
今までお皿は白がいい!と断言していた私ですが、今回のバッチャン焼きに出会ったことで当分素敵なお皿探しにハマりそうです。料理しても、料理食べても2度楽しめますね。今のところ特に割れたりなどはしていないので耐久性も問題なさそうです。
バッチャン焼きを買うならバッチャン村の方がオススメ
実際にバッチャン焼きとして、ハノイ市内のおみやげ屋さんなどにも多数売られていますが、実際にはバッチャン焼きでもないのにバッチャン焼きとして売られている商品もあるそうです。そのため、もし本物がいいならバッチャン村まで行って購入する方が良さそうです。
ちなみに外国人だとわかると値段がつり上げられたりする可能性もあるので、ベトナム語の堪能な人か、ベトナム人と一緒に出かけた方が安心かもしれません。
ちなみにバッチャン村内をトライシクル(小さな相乗りバスのようなもの)で移動したのですが、かなりボッタクられました。ベトナム人の旦那と一緒でもボッタクられたので現金は多めに持って行きましょうね(笑)
ブログにて回答させていただきます♪
